22年グランプリ(GPシリーズ)ファイナル覇者の三原舞依(24=シスメックス)が、初日の公式練習を終えた。

今季、右足首の負傷で苦しんできたが「足のコンディションは随分良くなってきている。最近は、思いっきり、最後まで滑ることができてきてる」とにっこり。

昨年11月のGPシリーズ第6戦NHK杯までは、1日の練習で跳べるジャンプは5本が限界だったが、現在は「数えないでバンバンできてる」とうれしそう。

今季3戦目を迎えるに当たって「今までの滑りよりも、レベルアップした力強い滑りをできたらいいな」と意気込んだ。

今大会には、いいイメージがある。過去4度出場し、2度優勝。今回3度目の優勝を飾れば、浅田真央さんと村主章枝さんに並ぶ最多優勝記録となる。

三原は「私なんかが、ほんとに恐れ多いんですけど」と言いつつ「頑張ったら結果もついてきてくれると思う。まずは、今まで練習してきた分を全部出し切る思いで頑張りたい」とした。

今季は故障の影響もありシーズンインがNHK杯までずれ込んだが、12月末の全日本選手権では総合5位。「最後まで全力を出し切ることができた」と充実の表情を浮かべていた。