ラグビー日本代表候補の福岡合宿は7日、福岡・JAPAN BASEで最終日を迎えた。9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)は笑顔を絶やさなかった。

2日間で6月初旬の本格始動に向けた意思疎通を図り、フランカーで帝京大3年の青木恵斗(21)の腹をさするなど、積極的に選手とやりとりした。

15年W杯イングランド大会に向けた第1次エディージャパンでは、厳しい練習や要求がフォーカスされた。ジョーンズHCは「世代も変わってきている。30年前を振り返ってください。怖がらせる、規律…。もちろんそれも大事ですが、価値観の違う見せ方をしていく。私の世代と違う形で(選手が)育っている。どうやったら最大限の力を引き出すことが探りながら、いろいろな形でやっていく。厳しいことはプライベートの空間で話しています」と説明した。

近年は「Teach Like a Champion」などを手がけた米国の作家ダグ・レモフ氏と親交があるという。現時点は首脳陣を集めている段階ではあるが「(代表では)オーストラリアやイングランドで、常に若い選手と接している。特に過去2~3年は米国の専門家と関係を持っており、コーチングスタッフが整ったら、彼に来て教えてもらうことも考えています。学校での教え方も変わってきている。学校とフィールドのコーチングの原理原則は変わらない。彼は本当に大きな影響を及ぼした1人であります」と今後を見据えた。【松本航】