アーティスティックスイミング(AS)のチーム・フリールーティン(FR)の決勝が行われ、日本(比嘉、木島、小林、佐藤、和田、柳沢、安永、吉田)は315・2229点で銀メダルを獲得した。

五輪出場権を手にしているチームを除く5位以内が確定し、パリオリンピック(五輪)出場が決まった。金メダルは339・7604点の中国だった。

予選2位の日本は「チェス」をテーマに、躍動感ある演技を披露した。演技後、銀メダル以上が確定すると、選手たちは笑顔をあふれさせた。

3種目の合計で決まる五輪出場権。日本は最初のアクロバティックルーティン(AR)で7位と出遅れたが、テクニカルルーティン(TR)で銅メダル、フリールーティン(FR)で銀メダルを獲得。3種目合計で五輪出場権のある中国をのぞく米国、スペインに次ぐ3位に入り、パリ五輪出場権を得た。吉田萌主将(28)は「五輪はメダル獲得が目標。1日1日を大切に練習していきたい」と意気込んだ。