カナダ・モントリオールを拠点に活動する初出場の“さらあつ”こと岸本彩良(さら、16=中京大中京)、田村篤彦(20=西武東伏見FSC)組は、56・75点で14位発進となった。

シルバーボディーの「ロボット」になりきり、滑らかな動きの中にカクカクとしたモーターの動きも取り入れて観客を魅了した。岸本が「細かいところをきれいにまとめられるように練習してきた」と話した通り、大きなミスなくまとめ切った。

22年4月にペア結成。昨年9月のジュニアグランプリ(GP)シリーズ・ポーランド大会で銅メダルを獲得するなど、着実なステップを踏んできた。

カナダでは、日本のアイスダンス界をけん引する“チームココ”こと小松原美里、尊組と練習をともにする。その憧れの先輩は先月上旬まで行われた4大陸選手権で8位となり、3大会ぶりの世界選手権出場を決めた。岸本は「大好きな選手なので輝いているのを見られてよかった」と刺激を受け、今大会に臨んだ。

公式練習後には「皆さんに楽しんでもらえるようなプログラムを見せたい」と、話した期待の若手カップル。3日のフリーダンスでも、初の大舞台をかみしめながら踊る。