男子個人の2試合が行われ、第29戦は変則日程のため1回のみの飛躍で争われ、小林陵侑(チームROY)は221メートルの220・7点で9位。総合優勝を逃した。

51歳の葛西紀明(土屋ホーム)は212メートルを飛んで27位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は35位、二階堂蓮(日本ビール)は36位。シュテファン・クラフト(オーストリア)が今季13勝目、通算43勝目とし、4季ぶり3度目の総合優勝を確定させた。

第30戦で小林陵は合計342・6点で11位。30人のうち20位までが2回目へ、さらにトップ10が3回目に進み、小林陵は209・5メートル、202メートルと伸ばせず3回目進出を逃した。二階堂は18位、小林潤は20位。ダニエル・フーバー(オーストリア)が今季初勝利、通算2勝目を挙げた。

◆小林陵侑の話 あまりいい内容ではなかった。(踏み切り後の)出だしからスピードをロスしているので、最後まで伸びないという原理だと思う。

◆二階堂蓮の話 難しい、それしか出てこない。フライングヒルで後半の伸ばし方がまだ分からない。自分に合った飛び方を探していくのがポイントになる。

(共同)