バレーボールVリーグ1部男子のファイナルステージ(FS)が、今日23日に東京・大田区総合体育館で幕を開ける。

出場するレギュラーラウンド(RR)上位6チームは22日、同所で練習を公開。1時間弱のトレーニングで最終調整した。RR3位の名古屋は23日の準々決勝で同6位の東レと対戦。下克上での連覇を目指す。同首位で5季ぶり8度目の優勝を狙うパナソニックは、24日の準決勝から登場。JT広島(同4位)-日本製鉄堺(同5位)戦の勝者と対戦する。決勝は31日に東京・有明コロシアムで行われる。

パナソニック・西田有志(天皇杯との2冠へ)「優勝だけを目標にやってきた。『終わりよければ全て良し』と言える結果は優勝だけだと思うので、そこだけを目指してやっていく」

サントリー・小野寺太志(首位のパナソニックとはRR2勝2敗)「相手が手ごわいのは、みんなが知っている。そこを超えないと優勝の価値はないと思う」

名古屋・小川智大(下克上で連覇へ)「一発勝負。僕らのバレーができれば、優勝できる力はあると思っている」

JT広島・前田一誠(移籍1季目でFS進出に導く)「情熱だけが自分の強み。能力があるわけではないが、1日1日少しでも成長していきたい」

日本製鉄堺・渡辺晃瑠(日本代表初選出で注目度アップ)「ブロックで貢献したいし、今季望まれ続けてきたチームにエネルギーを与えるようなプレーを見せたい」

東レ・高橋健太郎(RR最終戦でFS進出が決定)「5年ぶりのファイナル。失うものはないので、チーム全体で楽しんで臨みたい」