7月開幕のパリ五輪(オリンピック)に臨む競泳日本代表の主将を、男子100メートルバタフライで22年世界選手権銀メダルの水沼尚輝(27=新潟医療福祉大職)が務めることになった。

30日に五輪で監督を務める梅原孝之競泳委員長が発表。水沼と同い年で副主将の松元克央(ミツウロコ)と合わせて「経験豊富な2人で、まとめる力があると判断して指名しました」と説明した。水沼は「初めてのA代表のキャプテンなので、正直右も左も分からないところはあるけれど、これまでの自分の経験を生かしながらやっていきたい。リーダーになって先導するというよりは、みんなが足並みをそろえているところの背中を、上手に押してあげるというようなイメージで動いていこうと思います」と抱負を語った。

今回の五輪は日本競泳史上最年長の鈴木聡美(33=ミキハウス)ら男女27人で構成され、男子の最年長は瀬戸大也(CHARIS)の29歳。水沼と松元は瀬戸に続く年長者となっている。

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