3戦先勝方式のプレーオフ準決勝の第2戦が行われ、日本代表の石川祐希(28)が所属するレギュラーシーズン6位のミラノが、1勝1敗のタイに戻した。

ミラノのホーム、アリアンツクラウドで同2位のペルージャと対戦。5セット中3セットでジュースにもつれ込む2時間51分の熱戦となったが、3-2(25-27、25-21、21-25、27-25、20-18)のフルセットでものにした。

石川はブロックでの1点を含むチーム2位の19得点。アタック決定率は49パーセントにとどまったものの、要所でのサーブレシーブなど好守が光った。マッチポイントを先に握られた最終第5セットは、18-18の場面で逆王手をかけるバックアタックを決めるなど勝利に貢献した。

同代表高橋藍(22)のモンツァ(同5位)は首位のトレンティーノに1-3(15-25、25-21、18-25、18-25)で敗れ、2連敗。崖っぷちに立たされた。

準決勝第3戦は、ミラノ、モンツァともに敵地で7日(同8日)に行われる。