バレーボールでVリーグ2部(V2)女子のヴィクトリーナ姫路は4日、昨季の日本代表ミドルブロッカー小林エンジェリーナ優姫(24)の現役引退を発表した。

昨秋に姫路に加入。1季目となった2023-24年シーズンはV2を制したチーム内で、11試合(11セット)の出場で総得点17点にとどまっていた。

米国人で日本でも活躍したバスケットボールプレーヤーの父と、日本人の母を持つ。196センチの長身を生かしたプレーが魅力で、昨年度に初めて日本代表登録メンバー入りを果たしていた。

姫路は公式サイトで小林のコメントを発表。全文は以下の通り。(原文まま)

 

ヴィクトリーナ姫路のファンの皆様、1年間という短い期間でしたが、たくさんの応援ありがとうございました。

ファンの皆さんの声援を初めて聞いた時、本当に感動しました。プロとしての初めての経験をヴィクトリーナ姫路でできたこと、とても幸せです。また、優勝メンバーになれたことは、一生忘れることのない思い出です。ヴィクトリーナ姫路のみんなは慣れない私をすぐ仲間に迎え入れてくれて、毎日楽しく練習をすることができました。ヴィクトリーナ姫路の選手・スタッフの皆さん、ありがとうございました。また、バレーボールをしている時だけでなく、プライベートでお出かけをした時間もとても楽しかったです。

日本でバレーボールをすることは、2年前の私には想像もできなかったことです。幼い頃から日本語を教えてくれた母、プロバスケットボール選手として長年日本でプレーをしていた父に、バレーボール選手としての私の姿を見せることができて、とても嬉しく思います。支えてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。

Thank you to my mom and dad, I feel so incredibly Lucky to have these opportunities because of our unique situation. I could have never done this without you.

引き続きヴィクトリーナ姫路へのご声援をよろしくお願いいたします。