2戦先勝方式の第3戦が行われ、富士通(レギュラーシーズン1位)がシャンソン化粧品(同5位)を下し、2年ぶり6度目の決勝進出を決めた。

富士通は持ち前の堅守からリズムをつくり、序盤から優位に試合を運んだ。52-33とリードして折り返すと、後半も司令塔の町田瑠唯を起点に得点を重ねた。日本代表で主将を務める林咲希は得意の外角シュートを4本中4本決めるなど精度の高さが光った。

シャンソンは大黒柱のイゾジェ・ウチェを中心に反撃したが及ばず、3年連続で準決勝敗退となった。

富士通が16年ぶり2度目の優勝を狙う決勝は、13日から2戦先勝方式で行われ、昨年12月の皇后杯全日本選手権との2冠を目指すデンソー(レギュラーシーズン2位)と対戦する。