日本バレーボール協会(JVA)は9日、パリ五輪イヤーとなる24年度の男子日本代表登録メンバーに選出されていたアライン・デアルマス(23=サントリー)を同メンバーから外したことを発表した。

キューバ・ハバナ出身のデアルマスは、24年2月に日本国籍を取得。3月に同代表として初選出されていた。

国際バレーボール連盟(FIVB)が定める代表登録資格(条項5)によると、国籍変更後に一定期間(新しい連盟への通知日から2年間)を経ていなければ代表登録は認められない。JVAは、特例措置による承認を目指して同選手を日本代表登録メンバーに選出していたものの、この日までに不承認の通達があったため、改めて代表メンバーから外すに至った。

JVAはホームページで「選手、関係者、ファンの皆さまにご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と謝罪文を掲載した。