ラグビーのリーグワン1部で2位につける東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)のSH杉山優平(26)が“カフェ仲間”と勝利に導く。

12日は第13節コベルコ神戸スティーラーズ戦(14日、東京・秩父宮ラグビー場)のメンバーを発表。23年W杯ニュージーランド代表SOリッチー・モウンガ(29)が家庭の事情で欠場となり、先発の杉山は松永拓朗(25)とハーフ団を形成する。1歳下の後輩とのコンビに「プライベートでもちょくちょくカフェに行ったりしていて、コミュニケーションの取りやすさがある。グラウンド上では、僕は受け身。拓朗は自ら『こうしていこう』と要求を言える選手。思ったこと、言ってもらったことを、しっかりと実行する。足りないと思ったら、補足して聞きにいきます」とスタンスを示した。

チームは11勝1敗で勝ち点50の2位。早ければ今節で上位4チームのプレーオフ進出が確定する。相手も勝ち点34の5位とプレーオフへ負けられず、杉山は「前回(第3節=46-39)も点の取り合い。今回もそのような形になると思う。松永とコミュニケーションをとって、自分たちのアタックを体現できるようにやっていきたいです」と誓った。大黒柱不在の一戦で、地力が試される。【松本航】