バレーボール女子日本代表の古賀紗理那(27=NEC)が14日、石川・かほく市内の「とり野菜みそBLUECATS ARENA」で行われたバレーボール教室に参加した。

この日は「とり野菜みそBLUE ARENA」オープニングイベントとして行われ、今年1月の能登半島地震で被害を受けた地域に住む子ども約80人とおよそ30分間体を動かした。「小さい子たちが楽しそうにプレーしているのを見て、うれしい気持ちになりましたし、私たちももっと頑張ろうという気持ちになりました」と笑顔を見せた。

前日13日には、石川県内の避難所を訪問。「私の地元の熊本でも地震があったけど、そのときは避難所とか全く行けなかった」と、8年前に起きた熊本地震に思いをはせ「絶対きつい生活をされているはずなのにニコニコして『来てくれてありがとう』と言ってくれた。私たちにできることは結果を残すこと」と、日の丸を背負う意味を改めてかみしめた。

同イベントには、石川真佑や関菜々巳、井上愛里沙ら代表メンバーのほか、石川を拠点とするPFUブルーキャッツの選手が参加。午後2時40分からは、能登半島地震復興支援として行われるチャリティーマッチに臨む。