東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)が、2季ぶりのプレーオフ進出を決めた。5位コベルコ神戸スティーラーズと引き分け、3試合を残して4位以内を確定させた。

BL東京は前半3分、自陣から大きく前進し、最後はボールを受けたCTBニコラス・マクカラン(27)が先制トライ。7分には23年W杯日本代表WTBジョネ・ナイカブラ(30)が自らのキックを捕球し、そのまま走りきってトライを挙げた。19-14の35分にはキックのこぼれ球を捕球し、味方のパスを受けたFBマイケル・コリンズ(30)がトライ。前半を33-14で折り返した。

後半は先手を奪われ、2トライ2ゴールで5点差に迫られた。それでも27分にキックオフから相手のミスに付け込み、左大外でWTB森勇登(25)が貴重なトライ。最後は劇的な同点トライを許したが、勝ち点2をつかみ取った。

この日は、23年ニュージーランド代表SOのリッチー・モウンガ(29)が家庭の事情で欠場。大黒柱を欠く中で、最後まで力を出し尽くした。

神戸は3試合を残し、プレーオフ圏内となる4位の横浜キヤノンイーグルスと勝ち点7差の5位となっている。