カーリング混合ダブルスの世界選手権(20日開幕・エステルスンド=スウェーデン)に出場する日本代表の上野美優、山口剛史組(SC軽井沢ク)が15日、オンラインで記者会見し、山口は「どんどん成長している。やってきたことを世界の舞台で1つでも多く出せたらいい」と意気込んだ。

男子の4人制で五輪出場経験もある39歳の山口と、23歳の上野が組む年の差ペア。今年の日本選手権では、昨年の世界選手権銀メダルの松村千秋(中部電力)、谷田康真組などを抑えて頂点に立った。3月の女子世界選手権でもプレーした上野は「経験が足りない部分はあるが、学びを自分のものにして帰ってきたい」と飛躍を期した。

今年と来年の世界選手権の成績に応じて各国・地域にポイントが付与され、その合計により26年冬季五輪の出場枠が割り当てられる。山口は「上位に入るための準備はしてきた」と力を込めた。