ラグビーのリーグワンに、また世界的指導者がやってくる。

1部のトヨタヴェルブリッツは16日、23年W杯フランス大会でニュージーランド(NZ)代表を率い、準優勝に導いたイアン・フォスター氏(58)が24~25年シーズンよりスタッフとして加入すると発表した。

15年W杯イングランド大会でNZを優勝に導いたスティーブ・ハンセン氏(64)がディレクター・オブ・ラグビー(総監督)を務めており、NZ代表「オールブラックス」のヘッドコーチ(HC)経験者コンビが、名門の躍進を目指す。フォスター氏は「トヨタに加わることに非常に興奮しており、チームに違いを生み出す決意があります。彼らの野心に非常に感銘を受けており、タイトル獲得の目標を達成するため、ともに歩んでいけると確信しています。そしてもちろん、再びスティーブとつながりを持ち、彼と一緒に仕事をすることを楽しみにしています」と思いを込めた。

チームは合わせて24~25年シーズンから、NZ代表16キャップのBKジョセフ・マヌ(27)が加入すると発表。マヌは13人制のシドニー・ルースターズ(オーストラリア)からの来日となり「15人制ラグビーを再びプレーすること、そして名門のリーグワンでプレーすることを楽しみにしています。15人制への移行が簡単ではないことを理解していますが、その挑戦を受け入れます。私と家族は日本の文化を吸収し、これから待ち受ける素晴らしい機会に身を置くことが待ちきれません」とコメントした。