今夏のパリ五輪出場を逃したハンドボール女子日本代表の楠本繁生監督(59)が16日、退任する意向を示した。

ハンガリーでの五輪世界最終予選を終えて帰国した羽田空港で「これで一応、ピリオドを打たしてもらうと選手にも話をした」と語った。

楠本監督は大体大女子監督と兼務し、東京五輪後の2021年10月に就任。昨秋の杭州アジア大会ではライバルの韓国を破って初優勝に導いた。大体大では全日本学生選手権10連覇を誇る。

日本協会は今後、次期体制の検討を進める。