柔道女子のパリオリンピック(五輪)代表に内定している70キロ級の新添左季(自衛隊)と78キロ級の高山莉加(三井住友海上)が16日、香港でのアジア選手権(20~23日)出場に向けてオンライン取材に応じ、新添は「勢いをつけられるような、いい試合ができたら」と抱負を述べた。ともに五輪前最後の実戦となる。

昨年世界女王の新添は3月上旬のグランドスラム(GS)タシケント大会で3位。海外勢のマークを実感したため、得意の内股につなげる足技を磨いてきた。同じGS大会を制した高山は五輪シード権の獲得に向けて上り調子で挑む。