パーソナルトレーナー葉山もえみが、自宅でできる簡単なトレーニングを紹介します。

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筋トレは、身体の一カ所だけではなく、まんべんなく鍛えることが大切です。どこか一カ所に偏ってしまうと、筋肉のバランスが悪くなり、ケガや体のゆがみにつながります。今回は「プッシュアップローイング」。背中、胸、体幹など、上半身がまんべんなく鍛えられる種目です。

まずは肩の真下に手首がくるように床に手をつきます。両手の位置は肩幅よりも少し広く。膝をつき、頭から膝までが一直線になるようにします。

頭から膝まで一直線
頭から膝まで一直線

お尻が突き出ないように注意してください。

その姿勢から、腕立て伏せ(プッシュアップ)をします。

腕立て伏せ
腕立て伏せ

1回起き上がるごとに、片手を後ろに引いて(ローイング)、背中の筋肉をギュッと収縮させます。肩甲骨を寄せるイメージです。

片手を後ろに引き、肩甲骨を寄せる
片手を後ろに引き、肩甲骨を寄せる
片手を後ろに引いて、肩甲骨を寄せる
片手を後ろに引いて、肩甲骨を寄せる

動きの流れとしては「腕立て伏せ」→「右手(左手)を引く」→「左手(右手)を引く」→「腕立て伏せ」…という感じ。プッシュアップするときに、わきが開きすぎたり、閉じすぎたりしないようにしましょう。10回×3セットを目標にしてみてください。

◆葉山もえみ パーソナルトレーナー。京都府出身。大手スポーツジムでトレーナーを務め、22年6月にフリーに転身。トレーナーとして活動するかたわら、ファッションモデルなどもこなす。パーソナルトレーニング、オンラインパーソナルの問い合わせはオフィシャルHP(https://fitness-tokyo.jp/)、SNSで。