スピードスケート・ショートトラックで22年北京五輪(オリンピック)日本勢男女個人種目唯一の入賞を飾った菊池純礼(28=富士急)が25日、スピードスケート(ロングトラック)への完全転向を表明した。

今季はショートトラックとロングトラックの二刀流で臨んでいた。自身のインスタグラムを更新し「2023-24シーズンでショートトラック選手としての幕を閉じました。アスリート生活もあと2年、闘いの舞台をスピードスケートへと移します。新しい挑戦を全力で楽しんでまいりますので引き続き応援よろしくお願いいたします!」などと報告した。

菊池はスケート界で有名な5人姉妹の末っ子。18年平昌、22年北京と五輪2大会連続出場を果たし、長くショートトラック女子のエースとして日本をけん引してきた。次女の彩花さん(36)は18年平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)金メダリスト。三女悠希さん(33)、四女萌水(32=KHネオケム)もショートトラックで五輪を経験している。