今季からB1に昇格した越谷アルファーズが、宇都宮ブレックスの「壁」にはね返された。

第1クオーター(Q)こそ互角の点差(26-21)だったが、第2Q以降は徐々に引き離されて完敗。昨季レギュラーシーズンで51勝を挙げたB1トップレベルの実力を、まざまざと見せつけられた。

3シーズン前には、宇都宮のヘッドコーチ(HC)として日本一にも輝いた安齋竜三HCは「トップチーム相手に自分たちが何ができるか、何をしないといけないか、現在地を見せつけられた」と素直に脱帽。かつて一緒に戦った宇都宮の選手たちを指して「彼らに助けられてきたことをあらためて感じた。さすが」と褒めたたえた。

かつて宇都宮に所属した選手も5人ほどいて、精神的な距離も近い。そのひとり、ジェフ・ギブスは「宇都宮は自分にとって特別なチーム。みんなに会えて良かったし、多くのファンの前でプレーできて気持ち良かった」と話した。

感心、感傷に浸っているのはこの日まで。B1では同じ東地区に所属し、レギュラーシーズンでは4試合戦う相手だ。

「恥ずかしいゲームになってしまったが、ブレックスという強大な壁をどうやって打ち崩していくか、課題をもらった」

安齋HCは公式戦での「恩返し」に、あらためて奮い立った様子だった。【沢田啓太郎】