【サスカトゥーン(カナダ)=藤塚大輔】3位以内で12月のファイナル初進出が決まる中井亜美(17=TOKIOインカラミ)が、表彰台を射程圏内にとらえた。

冒頭の大技トリプルアクセル(3回転半)は転倒したが「そこまでやばいという感じはなかった」と集中を維持。続くルッツ-トーループの連続3回転ジャンプは空中で軸が傾きながらも着氷し、減点を最小限にとどめた。3位と1・56点差の4位で踏みとどまり「危なかったけど、着氷できて良かった」とホッとした表情を見せた。

今季がシニア転向1年目。GPデビュー戦となった10月のフランス大会で優勝を収め、五輪候補に名乗りを上げた。

代表争いで1歩リードするには、今大会で表彰台に乗ってファイナル進出を決めたいところ。勢いに乗る17歳は「1位を取りたい、表彰台に乗りたいというのは全く考えず、フリーでは今やるべきことをしっかりやって、楽しみながら演技することを忘れずにいきたい」と無欲で挑む。