夏季を含めて日本女子最多のオリンピック(五輪)メダル通算10個を誇るスピードスケートの高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が4日、世界選手権(5~8日、オランダ・ヘーレンフェイン)終了後に現役引退する意向を示した。自身のインスタグラムを更新し「今週末にオランダで開催される世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っていることをご報告いたします」と日本語で英語で思いをつづった。

インスタに「競技人生の進退に関わること」と題して投稿した全文は以下の通り。

「今週末にオランダで開催される世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っていることをご報告いたします。

これからのことや細かいことは、帰国してから改めて公式の場をお借りしてお話しできたらなと思っています。

このタイミングでのご報告の理由…もし最後になるならば、私のスケート人生の一区切りとなる瞬間をここまで応援してくださった皆さんとともに迎えたい。と考えたからです。

たとえ現地にいなくても、画面の向こうからでも、皆さんの応援はいつも私の支えです。

このスケート大国オランダで、スケート史上最古の大会、世界オールラウンド選手権が開催されることを心から嬉しく思いますし、あの大歓声の中滑れることをとても楽しみにしています。

残りの期間も変わらずに、スケートに向き合い続け、高みへ挑みにいきます

高木美帆」

「I’m really happy to skate the World All Round in Thialf!

It is one of the big dreams to skate the tournament there.

And it will be my last competition.

I will miss you all. But also it’s amazing to skate the last race in this situation.

I’d like to say“thank you”and“good bye”to everyone.

But firstly I will enjoy every moment and fight hard until across finishing line.

See you in Thialf.」

◆高木美帆(たかぎ・みほ)1994年(平6)5月22日、北海道幕別町生まれ。兄、姉の影響で5歳からスケートを始める。札幌中3年で日本スピードスケート史上最年少で10年バンクーバー五輪出場。7歳で始めたサッカーでもU-15代表合宿に参加した腕前。帯広南商-日体大卒。18年平昌五輪で団体追い抜き金など3個のメダル。18年世界選手権で日本人初の総合優勝。22年北京五輪で1000メートルの金など冬季1大会では日本勢単独最多の4個のメダルを獲得し、通算7個として夏冬通じて日本女子最多を更新した。165センチ。