スノーボードW杯は6日、札幌市ばんけいスキー場でハーフパイプ(HP)第6戦の予選が行われ、ミラノ・コルティナ五輪銅メダルの山田琉聖(19=チームJWSC、札幌市出身)が85・50点の3位で8日の決勝進出を決めた。地元凱旋(がいせん)に、会場には応援グッズを持つファンや友人、知人の姿があった。「友達がたくさん来てくれてすごいうれしかった。地元なので、ちゃんと自分のルーティンを決めて勝ちたい」と意欲を見せた。

得意の高さがあるエアを決めると、歓声が上がった。10年前の同会場でのW杯は観客として来場した。だからこそ「夢の存在だった」と当時を懐かしみ、選手として戦える喜びがある。7日に予定されていた予選が悪天候予想のため1日前倒しで実施。公式練習の時間が減って決勝に臨むことになるが、五輪メダリストとして「負けてらんない」と闘志を燃やした。

○…五輪王者として凱旋(がいせん)した戸塚は91.50点の1位で予選通過した。10年ぶり日本開催のW杯で、出場は初めて。会場からは大歓声が上がり「少しでも『なんかすげぇな』とか『おもしろいな』『おもしろそうだな』って思ってくれたら、それだけで、もう自分はハッピー」と自身の滑りで魅力を伝えるつもりだ。今季W杯残り2戦。ハーフパイプの総合首位に立っており、優勝を目指す。