バレーボールの日本女子代表候補が5月13日、東京・味の素トレセンで記者会見と公開練習を行った。今回の候補33人中初選出が11人。その中の1人が15歳の宮下遥(岡山シーガルズ)だ。176センチの大型セッターで、昨年11月に史上最年少でVリーグデビューした逸材。本人は将来的な代表入りは目指していたが、予想より早い初選出に「素直にびっくりした」という。4月から国際大阪滝井高に進学し、岡山の活動を中心に勉強、自ら洗濯などする寮生活と、多忙な日々を送っている。代表候補の活動については「普段はVリーグで敵のチームの選手と同じチームとして練習するのは、不思議な感じ」と初々しく答えた。

 15歳での代表候補入りは、04年の狩野舞子以来という。