ソフトボールの女子日本代表が29日、合宿中の岐阜県大垣市で東日本大震災被災地支援の慈善紅白戦を行い、北京五輪金メダルの立役者となった上野由岐子(28=ルネサスエレクトロニクス高崎)らが、観客約1400人の前でプレーした。

 宇津木麗華監督(48)が2月に就任後、初招集されたチームは、27日から5日間の予定で合宿を行っている。ことし最大の目標は、9月に台湾で行われる世界選手権予選を兼ねたアジア選手権。上野は「チームワークを重視してやれば、結果は出ると思う」と話した。募金で集まった約52万円は被災者のために寄付される。