九州看護福祉大(熊本県玉名市)の女子柔道部コーチでアテネ、北京両五輪の男子柔道金メダリストの内柴正人客員教授(33)がセクハラ行為をしたとされる問題で、九州看護福祉大は29日、内柴氏を懲戒解雇処分にしたと発表した。

 大学によると、内柴氏は9月19日、ホテルで未成年の女子学生と飲酒した上でセクハラ行為に及んだ。内柴氏は事実に関しては認めているという。

 内柴氏は2004年アテネ、08年北京両五輪で男子柔道66キロ級を2連覇。昨年4月に大学の女子柔道部コーチとなり、今年1月からは客員教授にも就任していた。