<ノルディックスキー・ジャンプ:STV杯兼コンチネンタル杯>◇22日◇札幌・大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)

 W杯代表の竹内択(24=北野建設)が、2回合計273・3点で初優勝を果たした。風が不安定な状況で他選手が苦戦する中、1回目に132メートルで2位につけると、2回目も131・5メートルと安定したジャンプで逆転した。竹内は「悪天候の中でも自分のジャンプができたのが収穫だった。このジャンプならW杯でも上位を狙える」と力を込めた。3位には小林潤志郎(東海大)が入った。前日にバッケンレコード(ジャンプ台記録)を更新した伊東大貴(雪印メグミルク)は、1回目86メートルに終わり、2回目に進めなかった。