<W杯スキー:男子回転>◇第8戦◇24日◇オーストリア・シュラートミング

 昨年の世界選手権(ドイツ)6位の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が合計タイム1分43秒51で自己最高の5位に入った。来年2月に同会場で開催される世界選手権へも弾みがついた。

 湯浅は1回目に51秒94で14位につけ、2回目は3番目に速い51秒57で滑った。5位は、佐々木明(エムシ)が2006年3月に志賀高原の回転で2位に食い込んだ以降では男女を通じてアルペン日本勢のW杯最高成績。湯浅はこれまで7位が最高だった。

 佐々木は1回目に42位で2回目に進めなかった。マルセル・ヒルシャー(オーストリア)が1分43秒01で今季6勝目、通算9勝目を挙げた。