女子テニスの元世界ランキング1位、マリア・シャラポワ(ロシア)が右肩の故障のため、26日に開幕する全米オープンを欠場することが21日、分かった。シャラポワはシングルスで第3シードとなっていたが、米国テニス協会によると、第4シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)が繰り上がるという。

 2006年大会優勝のシャラポワはことしのウィンブルドン選手権では2回戦敗退。その後は臀部(でんぶ)にもけがを負い、ツアーで1大会に出場したが、初戦で敗れていた。全米の欠場は右肩手術のため、約10カ月間休養した08年以来となる。