<全国高校バスケット選抜優勝大会:東京成徳大高82-42市尼崎>◇第2日◇24日◇女子2回戦◇東京体育館

 高校総体ベスト8の東京成徳大高(東京)が、82-42で市尼崎(兵庫)を一蹴した。

 東京成徳大高はU-18日本代表センターの田中真美子(3年)が、180センチの長身を利して、17得点した。同代表ポイントガードの川井麻衣(3年)は13得点に止まったが、松本まさみ(2年)が22得点と奮戦した。

 田中は「途中流れが悪くなった時に引きずってしまった。(得点機に)相手が中に寄ってきたので、周りがカバーしてくれた。今日はもっと点を取りたかったが、他の子を生かせた」。

 遠香(おか)周平コーチは「相手の出方を見ながらやれた。でも、オフェンスが(想定の)動きの中で点を取りに行けなかった」と完勝にも喜び半分の様子。「今日の田中と川井は6割のデキ。2人には20点ずつは取ってもらいたい。そこに基準を置く」と、2枚看板に3回戦での奮起を促していた。