<競泳:東京都新春競技大会>◇17日◇東京辰巳国際水泳場

 昨年アジア大会でMVPを獲得した競泳の萩野公介(20=東洋大)は200メートル自由形とバタフライに出場し、ともに優勝と、年明け初レースから幸先のいいスタートを切った。昨年暮れから英国に短期留学。帰国後から右肩を痛めたが、回復ぶりも確認できた。

 今年の目標については夏の世界選手権(ロシア)での200メートル、400メートル個人メドレーの金メダル獲得を掲げた。世界選手権金メダル=リオデジャネイロ五輪出場権。萩野は「前年に勝つことは五輪金メダルにも近づく。圧倒的な差で勝ちたい」と話した。今後は来週に東京都選手権・北島杯に出場した後、来月中旬からは米フラグスタッフで高地合宿に入る。