NFLのバイキングズは17日、4歳の息子にけがをさせ、虐待の罪で起訴されたスター選手のエードリアン・ピーターソン被告を無期限で出場選手登録から外した。またパンサーズも、交際していた女性に暴力を振るった罪で起訴されたグレグ・ハーディー被告に同様の処分を科した。

 AP通信によると、2選手はともに刑が確定するまでは試合に出場し続ける予定だったが、ファンやスポンサーから批判されていた。バイキングズのウィルフ・オーナーは記者会見して「(出場決定という)間違いを犯した。正さなければならない」と話した。

 NFLではレーベンズのレイ・ライス選手が妻への暴行で無期限の出場停止処分になるなど、選手の相次ぐ家庭内暴力にリーグへの批判が高まっている。