国際バレーボール連盟(FIVB)は21日、米アナハイムで総会を開き、魏紀中会長(中国)の任期満了に伴う改選でアリ・グラサ副会長(ブラジル)を新会長に選出した。

 69歳のグラサ氏は南米連盟などの会長も務め、ビーチバレーの普及と人気拡大に努めてきた。日本バレーボール協会の中野泰三郎会長は「グラサ氏が取り組んできたビーチバレーの発展は順調に進み、既に大きな流れになっている。日本としてもこの流れに遅れないよう力を入れていく」と話した。