<高校ラグビー:報徳学園55-0黒沢尻北>◇2回戦◇30日◇花園

 ノーサイドの瞬間、黒沢尻北(岩手)フィフティーンは聖地・第1グラウンドの芝の上で大粒の涙を流した。高校日本代表候補2人を擁する報徳学園(兵庫)を相手に最後まで果敢に攻め続けたが、トライはならず。SH千葉啓寛主将(3年)は「最高の仲間と花園でプレーできたことは幸せです。人生で一番の思い出になりました」と目を赤くしながら話した。