日本ラグビー協会は29日、19年W杯日本大会に向けた日本代表の第2次トレーニングスコッド47人を発表した。

日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC、48)らが、スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズでのパフォーマンスや、今月実施したフィットネステストなどを踏まえて選手を選出。SH斉藤直人(早大)ら10人が新加入した。

トレーニングスコッドは選手の過密日程を解消し、代表活動を優先させる狙いがある。31日に開幕するトップリーグの試合出場数や休養に関して所属チームと調整ができる。この日、都内で記者会見を行った薫田真広強化委員長(51)は「フィットネステストでは半分ぐらいの選手が過去最高の結果だった。W杯でトップ8に入るため、代表が世界基準となるために一層の強化に励みたい」と話した。世界選抜(10月26日、大阪・花園ラグビー場)やニュージーランド代表(11月3日、東京・味の素スタジアム)などとのテストマッチに出場する日本代表は10月1日に発表される。

 

発表された選手は、以下の通り。※は現時点で日本代表資格を持っていないがW杯までに資格を取得する選手。

 

▼FW(25人)

浅原拓真(東芝)、稲垣啓太(パナソニック)、具智元(ホンダ)、ヴァル・アサエリ愛(パナソニック)、三上正貴(東芝)、山下裕史(神戸製鋼)、山本幸輝(ヤマハ発動機)、坂手淳史(パナソニック)、庭井祐輔(キヤノン)、日野剛志(ヤマハ発動機)、堀江翔太(パナソニック)、アニセ・サムエラ(キヤノン)、グラント・ハッティング(※神戸製鋼)、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)、ヘル・ウベ(ヤマハ発動機)、真壁伸弥(サントリー)、ジェームス・ムーア(※サニックス)、ベン・ガンター(※パナソニック)、徳永祥尭(東芝)、西川征克(サントリー)、ピーター・ラブスカフニ(※クボタ)、リーチ・マイケル(東芝)、ツイ・ヘンドリック(サントリー)、布巻峻介(パナソニック)、姫野和樹(トヨタ自動車)

 

▼BK(22人)

内田啓介(パナソニック)、斉藤直人(早大)、茂野海人(トヨタ自動車)、田中史朗(パナソニック)、流大(サントリー)、田村優(キヤノン)、松田力也(パナソニック)、石井魁(NTTコム)、福岡堅樹(パナソニック)、藤田慶和(パナソニック)、山田章仁(パナソニック)、レメキ・ロマノ・ラヴァ(ホンダ)、ロトアヘア・アマナキ大洋(リコー)、シェーン・ゲイツ(※NTTコム)、立川理道(クボタ)、シオネ・テアウパ(クボタ)、ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)、中村亮土(サントリー)、ラファエレ・ティモシシー(コカ・コーラ)、ヘンリー・ジェイミー(トヨタ自動車)、野口竜司(パナソニック)、松島幸太朗(サントリー)