八幡工(滋賀)が城東(徳島)を下し、15大会ぶりの3回戦進出を決めた。

前半17分に先制を許したが、同22分にゴール前約10メートルのラックからパスをつなぎ、最後はプロップ村北直樹(3年)がトライを決め同点に追いついた。その後、PGが決まり逆転に成功すると、後半にも2トライを奪って突き放した。

小宮山彰人監督(46)は久々の3回戦進出にも「とれるシチュエーションで選択を間違っている。得点できるところで詰めないと」と課題を口にした。次戦の相手はAシードの東福岡。「次がラストゲームになると思う」と実力差を認めつつ「高校ラグビーを引っ張っている高校とやれることを幸せに感じて、思う存分やります」と意気込んだ。SO大林優生主将(3年)も「(東福岡に)やっぱり勝ちに行きたい。どこまで通用するか楽しみ」。優勝候補との対戦を心待ちにした。