見せろ、新潟魂!! ラグビー日本代表プロップ、稲垣啓太(29=パナソニック)の故郷の新潟県が、ワールドカップ(W杯)での活躍を期待して、さまざまな取り組みを行っている。

新潟市の新潟ふるさと村では14、15日に「応援メッセージコーナー」を設置。来場者は両日午前10~午後3時にバザール館1階の特設スペースで、日の丸国旗(縦1・5メートル×横1・8メートル)3枚に応援メッセージを寄せ書き出来る。稲垣が16年6月のスコットランド戦で着用した代表ジャージーやトレーニングウエア、スパイクも展示されている。

母校の新潟工高OBや県ラグビー協会などが集った「稲垣啓太を応援する会」が企画。応援メッセージが記された日の丸国旗は、1次リーグ試合日にパブリックビューイングが実施される新潟日報メディアシップ1階に掲げられる。W杯後、稲垣へ贈られるという。応援する会は、オリジナルの応援Tシャツや缶バッジも制作した。新潟ふるさと村企画部の大橋佑充氏は「稲垣選手は新潟県人の誇り。地元新潟からもいろいろな形で大きな声援を届けたい。世界の大舞台で、新潟魂を体現してほしい」と期待した。

新潟市の地元自治会はのぼり旗を作製。開幕戦の20日までに「ラグビー日本代表がんばれ! 稲垣啓太 秋葉区出身」などと書かれたのぼり旗計250本を道路沿いに立てる。新潟市役所は先月30日から垂れ幕を掲げている。