◆第9回(2019年、日本)

優勝:南アフリカ(3大会ぶり3度目)

準優勝:イングランド

日本:プールステージ4勝で突破、準々決勝で敗退

南アフリカ最多タイ3度目V、圧倒的DF力で頂点>>

日本力尽き4強ならず、列島染め上げた1カ月終わる>>

日本4連勝!首位で初の決勝トーナメント/W杯詳細>>

ジェイミー・ジョセフHC率いる日本は「ONE TEAM」を旗印に、新たな歴史の扉を開いた。自国開催の舞台で1次リーグを無傷の4連勝で首位突破。初の決勝トーナメント進出を決め、列島をラグビー一色に染め上げた。準々決勝で南アフリカに3-26で敗れ、4強入りはならなかったが、リーチ・マイケルや、WTB福岡堅樹、松島幸太朗らが活躍した。日本を下した南アが3度目の優勝を飾った。

アイルランドに勝利し喜びを爆発させる日本の選手たち(2019年9月28日)
アイルランドに勝利し喜びを爆発させる日本の選手たち(2019年9月28日)

◆第8回(2015年、イングランド)

優勝:ニュージーランド(2大会連続3度目)

準優勝:オーストラリア

日本:プールステージ3勝1敗も敗退

ニュージーランドが史上初の連覇達成>>

日本誇れる3勝 五郎丸男泣き「全員がヒーロー」>>

日本大金星 ラストワンプレーで世界3位南ア逆転>>

日本は初戦で南アフリカから大金星を挙げ、24年ぶりのW杯勝利。2戦目のスコットランドに敗れるも、サモア、米国戦でも勝利。ボーナスポイントの差で決勝トーナメント進出はならなかった。エディー・ジョーンズHCのもと、リーチ・マイケルが主将。ニュージーランドが史上初の大会連覇を果たす。

強豪の南アフリカを下し、応援席に向かって勝利を報告する日本フィフティーン(2015年9月19日)
強豪の南アフリカを下し、応援席に向かって勝利を報告する日本フィフティーン(2015年9月19日)

◆第7回(2011年、ニュージーランド)

優勝:ニュージーランド(6大会ぶり2度目)

準優勝:フランス

日本:プールステージ0勝3敗1分で敗退

ニュージーランド8-7史上最少点差V>>

前回大会ベスト12が予選免除。2大会連続でカーワンが監督を務めた日本は、フランス、ニュージーランド、トンガに3連敗。最終戦でカナダと前回大会に続く引き分けとなり、またしても勝利を逃した。フランカー菊谷崇主将、SH田中史朗ら。優勝はニュージーランド。

出発前会見を終えた日本代表の菊谷崇(右)が、決意の丸刈りで出席した田中史朗の頭をなでる(2011年8月29日)
出発前会見を終えた日本代表の菊谷崇(右)が、決意の丸刈りで出席した田中史朗の頭をなでる(2011年8月29日)

◆第6回(2007年、フランスなど)

優勝:南アフリカ(3大会ぶり2度目)

準優勝:イングランド

日本:プールステージ0勝3敗1分で敗退

日本は元ニュージーランド代表のカーワン監督のもと、箕内拓郎が2大会連続で主将。大敗した初戦のオーストラリア戦からフィジー、ウェールズと連敗も、最後のカナダ戦で引き分け、W杯連敗を13でストップ。WTB小野沢宏時、CTB大西将大郎ら。南アフリカが2度目の優勝。

◆第5回(2003年、オーストラリア)

優勝:イングランド(初)

準優勝:オーストラリア

日本:プールステージ0勝4敗で敗退

日本は向井昭吾監督、箕内拓郎主将の体制で臨む。初戦のスコットランド戦、続くフィジー戦の健闘に「ブレイブ・ブロッサムズ」と評価を受けるも、フランス、米国と結果的には4連敗。WTB大畑大介、FB松田努ら。イングランドが北半球で初の優勝。

◆第4回(1999年、ウェールズなど)

優勝:オーストラリア(2大会ぶり2度目)

準優勝:フランス

日本:プールステージ0勝3敗で敗退

参加チームが16から20に拡大。日本は平尾誠二監督のもと、マコーミックが初の外国出身主将を務めた。元ニュージーランド代表のNO8ジョセフ、SHバショップも代表入りさせたが、サモア、ウェールズ、アルゼンチンに3連敗。オーストラリアが2度目の優勝を果たした。

◆第3回(1995年、南アフリカ)

優勝:南アフリカ(初)

準優勝:ニュージーランド

日本:プールステージ0勝3敗で敗退

アパルトヘイト(人種隔離)政策の影響により除名されていた南アフリカが初出場。自国開催で優勝を果たした。日本はウェールズ、アイルランド、ニュージーランドと3連敗。小藪修監督、薫田真広主将。大会2カ月前にSO平尾誠二が代表に復帰した。

◆第2回(1991年・イングランドなど)

優勝:オーストラリア(初)

準優勝:イングランド

日本:プールステージ1勝2敗で敗退

日本はスコットランド、アイルランドに敗れ1次リーグ敗退決定後、ジンバブエに勝利。宿沢広朗監督、平尾誠二主将、SH堀越正巳、WTB吉田義人ら。優勝はオーストラリア。

◆第1回(1987年、ニュージーランド・オーストラリア)

優勝:ニュージーランド(初)

準優勝:フランス

日本:プールステージ0勝3敗で敗退

予選なしで16カ国が参加。日本は初戦で米国に敗れ、イングランド、オーストラリアと3連敗した。大会直前に宮地克実監督が就任。ロック林敏之主将、SO平尾誠二ら。ニュージーランドが初代王者に。