◆第9回(2019年、日本)
優勝:南アフリカ(3大会ぶり3度目)
準優勝:イングランド
日本:プールステージ4勝で突破、準々決勝で敗退
ジェイミー・ジョセフHC率いる日本は「ONE TEAM」を旗印に、新たな歴史の扉を開いた。自国開催の舞台で1次リーグを無傷の4連勝で首位突破。初の決勝トーナメント進出を決め、列島をラグビー一色に染め上げた。準々決勝で南アフリカに3-26で敗れ、4強入りはならなかったが、リーチ・マイケルや、WTB福岡堅樹、松島幸太朗らが活躍した。日本を下した南アが3度目の優勝を飾った。
◆第8回(2015年、イングランド)
優勝:ニュージーランド(2大会連続3度目)
準優勝:オーストラリア
日本:プールステージ3勝1敗も敗退
日本は初戦で南アフリカから大金星を挙げ、24年ぶりのW杯勝利。2戦目のスコットランドに敗れるも、サモア、米国戦でも勝利。ボーナスポイントの差で決勝トーナメント進出はならなかった。エディー・ジョーンズHCのもと、リーチ・マイケルが主将。ニュージーランドが史上初の大会連覇を果たす。
◆第7回(2011年、ニュージーランド)
優勝:ニュージーランド(6大会ぶり2度目)
準優勝:フランス
日本:プールステージ0勝3敗1分で敗退
前回大会ベスト12が予選免除。2大会連続でカーワンが監督を務めた日本は、フランス、ニュージーランド、トンガに3連敗。最終戦でカナダと前回大会に続く引き分けとなり、またしても勝利を逃した。フランカー菊谷崇主将、SH田中史朗ら。優勝はニュージーランド。
◆第6回(2007年、フランスなど)
優勝:南アフリカ(3大会ぶり2度目)
準優勝:イングランド
日本:プールステージ0勝3敗1分で敗退
日本は元ニュージーランド代表のカーワン監督のもと、箕内拓郎が2大会連続で主将。大敗した初戦のオーストラリア戦からフィジー、ウェールズと連敗も、最後のカナダ戦で引き分け、W杯連敗を13でストップ。WTB小野沢宏時、CTB大西将大郎ら。南アフリカが2度目の優勝。
◆第5回(2003年、オーストラリア)
優勝:イングランド(初)
準優勝:オーストラリア
日本:プールステージ0勝4敗で敗退
日本は向井昭吾監督、箕内拓郎主将の体制で臨む。初戦のスコットランド戦、続くフィジー戦の健闘に「ブレイブ・ブロッサムズ」と評価を受けるも、フランス、米国と結果的には4連敗。WTB大畑大介、FB松田努ら。イングランドが北半球で初の優勝。
◆第4回(1999年、ウェールズなど)
優勝:オーストラリア(2大会ぶり2度目)
準優勝:フランス
日本:プールステージ0勝3敗で敗退
参加チームが16から20に拡大。日本は平尾誠二監督のもと、マコーミックが初の外国出身主将を務めた。元ニュージーランド代表のNO8ジョセフ、SHバショップも代表入りさせたが、サモア、ウェールズ、アルゼンチンに3連敗。オーストラリアが2度目の優勝を果たした。
◆第3回(1995年、南アフリカ)
優勝:南アフリカ(初)
準優勝:ニュージーランド
日本:プールステージ0勝3敗で敗退
アパルトヘイト(人種隔離)政策の影響により除名されていた南アフリカが初出場。自国開催で優勝を果たした。日本はウェールズ、アイルランド、ニュージーランドと3連敗。小藪修監督、薫田真広主将。大会2カ月前にSO平尾誠二が代表に復帰した。
◆第2回(1991年・イングランドなど)
優勝:オーストラリア(初)
準優勝:イングランド
日本:プールステージ1勝2敗で敗退
日本はスコットランド、アイルランドに敗れ1次リーグ敗退決定後、ジンバブエに勝利。宿沢広朗監督、平尾誠二主将、SH堀越正巳、WTB吉田義人ら。優勝はオーストラリア。
◆第1回(1987年、ニュージーランド・オーストラリア)
優勝:ニュージーランド(初)
準優勝:フランス
日本:プールステージ0勝3敗で敗退
予選なしで16カ国が参加。日本は初戦で米国に敗れ、イングランド、オーストラリアと3連敗した。大会直前に宮地克実監督が就任。ロック林敏之主将、SO平尾誠二ら。ニュージーランドが初代王者に。