北京五輪競泳8冠のマイケル・フェルプス(米国)を指導するボブ・バウマン・コーチは28日、国際水連が新型高速水着を制限するまでフェルプスが国際大会の出場を見合わせる可能性があることを明らかにした。

 英スピード社のレーザー・レーサー(LZR)を着用したフェルプスは、この日の男子200メートル自由形で新型高速水着を着たポール・ビーデルマン(ドイツ)に敗れて2位に終わった。バウマン・コーチは「(水着規制の)新規定は即座に実行されるべきだ。この混乱はいますぐ食い止める必要がある」などと話した。