<東都大学野球:青学大5-4亜大>◇第2週3日目◇16日◇神宮

 青学大が亜大を破り、2勝1敗で今季初の勝ち点を挙げた。4回途中から登板した石井裕大投手(2年=青森山田)がリーグ戦初勝利。2点を追う6回に下水流昂(しもずる・こう)外野手(3年=横浜)が同点2ラン、広滝航外野手(3年=清峰)が決勝中前適時打を放ち競り勝った。

 今季初勝ち点に青学大の河原井正雄監督(54)が胸をなでおろした。2番手の石井が5回2/3を1失点と好救援して逆転勝利を導いた。河原井監督は「気持ちの強い子だから」とロングリリーフを説明したが、当の石井は「何も考えないんですよ。考えると頭が痛くなってくるんで」といいながら、初勝利にはニンマリ。