日本学生野球協会は1月31日、都内で審査室会議を開き、高校8件の処分を決めた。部員の喫煙、窃盗などが発覚した栗東(滋賀)は1、2年生部員19人のうち18人、3年生部員1人の合わせて19人が何らかの不祥事に関与。昨年12月24日から6月23日まで6カ月の対外試合禁止となった。夏の滋賀県大会には出場可能。

 また昨年12月の審査室会議で、部員の喫煙のため昨年11月10日から3カ月の対外試合禁止処分となっていた藤蔭(大分)は、前回提出された報告文書に誤りがあったため、あらためて審査。昨年11月21日から2月20日までの対外試合禁止となった。

 そのほかの処分は以下の通り。

 対外試合禁止▽東根工(山形)=昨年12月10日~1月9日(部員の窃盗)▽松戸馬橋(千葉)=昨年12月2日~1月1日(部員の部内いじめ)▽島本(大阪)=昨年12月22日~1月21日(部員の喫煙)

 謹慎▽蓮田松韻(埼玉)の監督=1月5日~2月4日(監督の部外暴力)▽安城学園(愛知)の監督=昨年12月16日~1月15日(監督の部内暴力)▽向原(広島)の監督=昨年12月8日~1月7日(監督の部内暴力)