米国に派遣される全日本高校選抜チームが29日、奈良県内で近大1、2年生チームと練習試合を行い、3-2で勝った。2回に東海大相模(神奈川)・伊集院駿外野手(3年)の適時打で1点を先制し、中盤にも2点を追加。1点先行の9回裏には春夏連覇の興南(沖縄)のエース島袋洋奨(3年)が登板。四球の走者1人を出したが、2死一塁から3球三振で締めた。我喜屋優監督(60=興南)は米国4戦中の島袋の救援登板も示唆。一行は31日に出発し9月8日に帰国する。