阪神伊藤隼太外野手(25)が自画自賛の同点打を放った。

 1点ビハインドで迎えた5回1死一塁で、ヤクルト新垣の129キロフォークを捉えた。打球は追い風にも乗って左中間を破る適時二塁打で、一塁走者マートンがホームイン。

 「浮いてきた変化球は逃さずに打ちに行こうと考えていたので、イメージ通りのバッティングができたと思います」と振り返った。そこまで1安打投球を続けていた新垣をようやく捕まえ、相手に傾いていた流れを止めた。28日にプロ初本塁打を放ったルーキー江越らと中堅手を争う中で、大きなアピールになった。