左太もも肉離れで2軍調整中のロッテ荻野貴司外野手(29)が24日、イースタン・リーグ日本ハム戦(ロッテ)で実戦復帰した。

 1-2の7回無死満塁に代打で登場。日本ハム3番手の石川から逆転満塁本塁打を放った。その後、中堅の守備に就き、8回の第2打席は一ゴロで2打数1安打4打点。

 荻野は「ここまで来るのに少し時間はかかりましたが、万全の状態で復帰したいと思っていたので、今日、しっかりとした形で実戦復帰できたことには少しホッとしています。(代打逆転満塁本塁打は)打ったのはストレート。チャンスだったのでなんとか打ちたいと思っていました。カウントは1ボールで、甘い球が来ると思っていたので思い切り振り抜くことができました。不安はもうないので、いつ呼ばれてもいいような準備をこれから、しっかりとしていきたいです」とコメントした。