DeNAが2点を追う3回に6連打を含む7安打を集めて、一挙5得点のビッグイニングをつくった。先頭の嶺井が左前へチーム初安打で出塁すると、2死後、白崎、梶谷、筒香、ロペス、バルディリス、宮崎の6本の長短打が連なった。

 5月31日ロッテ戦以来となる適時打をマークした白崎浩之内野手(25)は「今まで打てていなかったので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。打席の中で必死過ぎて、どの球種を打ったのか覚えていないです」と笑顔を見せた。

 同点適時打で3戦連続の打点となった筒香嘉智外野手(23)は「(白崎のコメントを隣で聞き)前の打者が必死だったので、無駄にしないようにと思っていました。タイムリーになってくれて良かったです」と振り返った。

 5点目の適時打となった宮崎敏郎内野手(26)は「安打が続いていたので、後ろにつなぐことだけを考えていました。流れにもうまく乗って打てましたね」とコメントした。