巨人は、拙攻の連続で阪神藤浪に完封を許した。1回は2死一、三塁から長野が空振り三振。2、5回は無死から亀井が安打で突破口を開いたが、併殺で得点機をつぶした。

 7回以降は3イニング連続で得点圏に走者を進めるも、好機であと1本出なかった。9回に二塁打で意地を見せた長野久義外野手(30)は「初回が全てです。藤浪君はいいピッチャーなので、あそこで何とかしたかったです」と悔しさをにじませた。