阪神が劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 3ー3で迎えた9回、相手のバッテリーミスと失策で無死一、三塁のチャンスを迎えた。代打に今季限りで現役引退の意思を球団に伝えた関本賢太郎内野手(37)がコールされた。カウント1-2からの4球目、DeNA捕手嶺井が捕逸。三塁走者のルーキー江越がホームを踏んでサヨナラ勝ちした。

 相手バッテリーミスを誘い、決勝点をもぎ取った関本は「正直、打てる気は全然せんかった。ラッキー。必死のパッチです!」と笑顔だった。