今日14日からロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(ヤフオクドーム)が開幕する。

 ソフトバンクが投手陣スクランブル態勢で、日本シリーズ進出を狙う。CSファイナルステージで第6戦までもつれた場合、第2戦先発予定バンデンハークを、中3日でブルペン待機させるプランがあることが13日、分かった。

 第6戦は、初戦に先発する武田が登板予定。だが、シーズン中には経験のない中4日となるため、通常の登板よりも少ない球数で早い回に降板する可能性もある。バンデンハークは今季15試合に登板し、9勝0敗、防御率2・52と安定感抜群。「短期決戦は米国でも韓国でも経験しているし、問題はない。しっかり準備して、いつも通りの投球をするだけ」と話しており、6試合5勝0敗、防御率1・93と得意とするヤフオクドームでフル稼働する。

 ソフトバンクは先発の千賀、寺原も中継ぎ待機させる豪華布陣で、CSに挑む予定。東浜も紅白戦から1軍に合流し、ロングリリーフとしてスタンバイしており、工藤監督は先発陣を惜しみなく使い、2年連続の日本シリーズ進出をつかみとる。