CSファイナルステージで敗退したロッテは17日、遠征先の福岡を離れ、帰京した。

 伊東勤監督(53)は福岡市内のチーム宿舎で報道陣に対応した。「意外とさっぱりした気持ち。新聞を見たら悔しい思いが出たけどね。達成感はないけど、安堵(あんど)感はある。でも、1つぐらい勝ちたかったな」と、3連敗で終わったファイナルステージを振り返っていた。

 指揮官は、サヨナラ負けした第1戦をポイントに挙げた。「ノーアウト二、三塁で勝ち越せなかった。ここぞで点が入らなかったのが、第2戦、第3戦まで同じ展開になってしまった。Bクラスのチームの投手は打てても、日本ハム、ソフトバンクの投手は打てなかった。そこが、見えない差だったね」と話した。

 宮崎で行われているフェニックスリーグに出場する一部若手をのぞき、27日まで休養期間に入る。28日から、QVCマリンで秋季練習の予定だ。